おじさんのつぶやき日記

ysarubiak.exblog.jp
ブログトップ | ログイン

年越し蕎麦 <10割>

昨日、そば打ちが上手くいったので、今日は完璧なものを作る自信があった。ところが、ここに来て中力粉がないことが解った。yが泊から持って来るのを忘れていたのだ。近くのスーパーに行ってみたが、これが売ってない。ちょっと足をのばせば売ってるかもしれないが、あえて私は無謀とも思える十割そばに挑戦することにした。(結構自信があった)私の頭の中では理論的に確立していた。

そして午後4時、作り始める。
①そば粉は私の好きな「幌加内産」で、まず300g。
②そして水は何回かやってみて、霧吹の場合は50%が丁度いいらしく、150ccとした。(たぶんやってるうちに蒸発するのではないかと思う。)
③水回しは手際よく、最初は右手に霧吹を持ちながら、左手である程度混ぜていく、手に水がかからないようにすることが大事(手に粉がついてしまうため)
④水が半分くらいになったら、霧吹→両手で混ぜる→霧吹‥‥の繰り返しで結構忙しい。   
⑤このやり方だと普通の水回しの時のように固まりができてこない。(粉に水が行き渡っているためだと思う)そのため、ある程度湿ったフレーク状になったら(この加減が一番難しい。ちょっと水が足りないのではと思えるくらいで、ちょうどいい)今度は手の平で押しつぶしながら固めていく。
⑥最後は強引に全部くっつけ、少し捏ねて丸くする。
⑦ここで手をきれいに洗い、鉢もきれいにする。
⑧ふたたび、両手で捏ねる。捏ねていてだいたい出来がわかる。ひび割れがしなく、しっとりしたつやつやの感触だとほとんどこれで完成だ。(捏ねるのにそんなに時間はかけない。時間をかけすぎると、水分は蒸発してしまい、ひび割れの原因となると思われる。)
⑨次は、引き伸ばし。伸ばしていて、良い感触なのが解る。昨日と同じ感じで伸びていく。
⑩最後はそば切りだが、ここでの大事なことは打粉をたっぷり使うことだ。そしてできるかぎり細く切った。

なんとか長い十割そばができた。あとは茹でるだけだ。でも茹でるときに粉々になることも考えられる。そんなことを考えて、これは出来るだけ早く茹でたほうがいいのではと思い、すぐに茹でることにした。
そして、ついに夢の十割そば、しかも繋がっているやつが出来上がった。

★結局そば打ちで一番難しいのは水回しでこの出来如何で決まってしまう。この霧吹を使うことによって、そば粉に満遍なく水が行き渡り。この水によりそば粉はつなぎがなくても、つながるのだと思われる。
年越し蕎麦 <10割>_d0050007_11445931.jpg
そばはおいしかったのだが、先に全部食べてしまったため、他の料理にあまり手が進まず、お酒もそんなに飲めなかった。yは10時頃ダウン。私もうつらうつらしながらテレビを見ていてところどころ飛んでいた。byk
by ysarubiak | 2007-12-31 23:59 | そば打ち